この事例は、ねじれた内頸動脈(ICA)を治療する際に、CEA後に高周波超音波(HFUS)に加えてトランジットタイムフロー測定(TTFM)を使用することの利点を示しています。
CEA中の内頸動脈のねじれ:TTFMにより修正は回避された
ケースストーリー
高齢者では、CEAを実施する前にこのようなよじれを見つけることは珍しくありません。外科医は、ねじれを修復しないことに決めました。その場合、上流でさらにねじれが生じ、さらに問題が生じる可能性があるためです。また、動脈を短くすると、望ましくない弁ができるリスクが高まる可能性があるため、動脈を短くすることもしませんでした。CEAの後にTTFMで流量を測定したところ、満足のいく結果が得られたので、それ以上の修正は避けました。
TTFMおよびHFUSによる術中完了コントロール
図1に示すように、ICAのねじれは鋭角で、牛のパッチの上にはっきりと見えます。フロープローブをパッチの遠位にあるICA上に配置したところ、図2に示すように、TTFMは低いPIと安定した反復流曲線で十分な流量を示しました。
高周波イメージングプローブは、ビデオ3-5に見られるように、流れを妨げるもののないきれいな内膜を視覚化するために、CEA後の完成管理の一部として使用されました。
- ビデオ3は、パッチを当てた総頸動脈を示しています。
- ビデオ4は、パッチを当てた内頸動脈を示しています。
- ビデオ5は、ルーメンを狭めることなくねじれの断面図を示しています。
- 画像6は、画像1の写真と超音波画像が重なっているイメージングシーケンス全体を示しています。
TTFMとHFUSは、フローの問題がないことを外科医に保証しました。したがって、ねじれたICAはそのまま残されました。この症例は、TTFMが、CEA後の頸動脈の画像検査に加えて、ねじれたICAの血行力学的意義を評価するための貴重なツールおよび方法になり得ることを裏付けています。
ケースアタッチメント
下の画像をクリックしてご覧ください。
リファレンス
ネバダ州ヘンダーソンのセントローズシエナ病院心臓血管外科および胸部外科のメディカルディレクターであるニール・V・ドゥディア博士による症例。
使用技術
TTFMプローブとL15高周波超音波プローブを備えたMedistim MiRaQ™ アルティメットシステム。



